解体工事
株式会社ペガサス
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昨日の続きとなります。排水槽の工事を終えた後、2日間の休暇をとり
今度は「上澄水槽」の内部にある沈殿物を、ポンプ車によりポンプアップする工事を行います。
白い沈殿物が見て取れると思います。
そしてこれを吸い上げるのは「汚泥ポンプ車」です。
このポンプ車を操作して、槽内で作業する作業員と無線でやりとりをしながら施工します。
強力な吸引力の為、ひとつ間違えば大けがを負ってしまいますし、槽内の沈殿物は
「強アルカリ性」なので、皮膚に付着するとヤケドに発展してしまいます。
危険な作業ですから常に無線で会話しながら工事を進めます。
槽内にホースを伸ばして工事開始となります。
強力な吸い上げにより、グングンと沈殿物が減っていきます。
槽内の底板が少し見えてきました。
作業開始から7時間が経過すると、だいぶ層内がキレイになります。
沈殿物を全て吸い上げ、最後は高圧洗浄で仕上げを行います。
施設の方に確認して頂き、無事に完了となりました。
この様なメンテナンス工事を、年に数回行っております。
他にも色々な設備内のスラッジを撤去したりするのですが、やはり「慣れ」がものを言います。
実はこの上棟水槽は2つあり、2つともキレイにしてまいりました。
私共は吸い上げた量で積算するのではなく、1日単位での積算としているので
槽を1つやっても2つやっても、同じ価格となるのです。
お客様には大変喜ばれており、今後も更に技術を磨きながら精進していきたいと存じます。
ありがとうございました。