雑工事（舗装解体・草刈・プランター撤去）

半地下部分の利用価値がなく、人が立入ると頭をブツけて危険だという事もあり、税制面においても条件付きで認められた特殊な工事の１例です。

税制面では「明らかに人が立入る事が出来ないようにする」という事が条件だったので、この半地下部分に残土を搬入する選択をしました。

「今後ここを駐輪場にする計画をアドバイスしましたので、平面にする為にスロープのコンクリートを剥がしてから残土を搬入する事にしました。

コンクリートを剥がし、残土を搬入しやすいように調整します。

スロープコンクリートの撤去・搬出が終わりました。次は残土を搬入していきます。

このような現場では「キャリアダンプ」という機械を使用して残土を搬入していきます。天井にダンプが緩衝してしまうので、手作業で掻き出します。

一度に搬入できる残土の量が少ない為、小さな山を築いていきます。

予め指定された、約１ｍの高さまで残土を全体に積み上げ、残土搬入工事は終了です。

入口部分を平らにしていく為、ランマーとプレートを使い転圧していきます。

開口部を塞ぐ為に使用するブロックの基礎を作ります。アンカーや鉄筋などの補強材料も使用します。

基礎が固まった後、ブロックを積上げて塞ぎ工事を進めます。

搬入した残土の水分や、モルタルの水分が蒸発する時の湿気を抜くため、全て塞がずに内部の換気を促します。

内部を換気させている期間に前面部分の土間打ちを施工します。

土間打ち工事が終わり、スロープだった部分は平面に仕上がりました。まだまだ工事は続きます。

内部や土間の乾燥期間を設けて、最後のブロックで塞いで終了です。

ブロック目地などの凸凹を滑らかにし、最後に塗装で仕上げる予定なので薄塗り工事を施工します。

ブロック目地などの凹凸が消え、表面がキレイになりました。

最後に塗装を施して終了となります。３度塗りを行い、美しく仕上げます。

ここに半地下が存在していたとは思えないほどキレイに仕上がりました。

お客様は大変喜ばれておりました。利益を追求する事も企業として大切な事ですが「丁寧さを追求する事」が一番大切な事ではないでしょうか。