家の解体費用

家の解体費用は解体工事業者によってバラバラですが、基準となるものは
建物の構造と建物の大きさ・施工のしやすさ・付帯する工事の種類や数量にもよります。

前面道路が広く敷地が広いほど施工しやすく、家の解体費用は安定します。

解体費用の主な構造別の坪単価は以下のようになります。

解体工事に伴う付帯物や別途になる工事とその費用は、以下のようになります。

家の解体費用を「一括見積り」するメリット・デメリットを確認しましょう。

メリット1 簡単な操作で３社～５社の見積りが入手できる。

一括見積りは、一度の依頼で３社～５社の見積りが入手できる大変便利なツールです。
うまく活用すれば最安値の業者さんに決めて施工してもらえますし、ある程度の相場を掴む事が出来ます。

メリット2 忙しい方でも、まとめて検討できる。

お仕事などで時間がとれない方でも、簡単に見積りが入手できて検討材料にするには、とても便利な存在です。

メリット3 場合によっては金額交渉を代行してくれるところもある。

依頼主に代わって解体業者に金額交渉してくれるところもあるようです。
直接頼みにくい金額交渉を代行してくれるのは助かりますね。

デメリット1 一括見積も「商売」です。

一度に見積りを数社から入手できる反面、提示された費用には手数料が上乗せされている可能性があります。
依頼主には手数料が掛からない場合がほとんどですが、そこに登録している解体業者は仲介手数料を捻出しなければなりません。
３～５社の見積りの中では最安値だと思ったが、実は・・・なんていう事も珍しい事ではありません。

デメリット2 安定した工事品質が担保できるか否か。

紹介されたから・・・といっても、施工の全てを補償してもらえる訳ではありません。
あくまでも補償するのは解体業者なのです。
安いに越した事はありませんが「安かろう悪かろう」では、せっかくの工事が台無しになってしまいます。

家の解体費用を知る為には、ボタンひとつで見積りが入手できるような仲介役を通さずに、
直接話を聞く事から始めては如何でしょうか。

弊社にご依頼頂けるなら嬉しい事ではありますが、
弊社は「安さ」を売りにしている訳ではなく、適正な価格を提示しております。

解体工事にも様々な法規法令が存在しており、それを遵守してこその生業だと私たちは考えます。

解体工事における事故の報道を知る度に心が痛みます。
大抵の場合、工期を短縮する為の無理な施工をした結果が招くような事が多く、
その裏には「予算」が見え隠れしています。

「安さ」で請負う事自体は、決して悪い事ではないと思いますし、
何事もなく竣工するのであればそれが理想だとも思います。

しかし「何かが起きてから」では、取り返しのつかぬ事態に直面する事になってしまうのです。

今後、家の解体工事を計画されている皆様には、
良い工事となりますよう心からお祈り申し上げます。