ブロック塀の解体工事を控えている人必見!安全で適切な解体のポイントと費用相場

お住まいの敷地内に老朽化したブロック塀がある場合、倒壊の危険性があるため、適切な時期に解体工事を行う必要があります。本ブログでは、ブロック塀の解体に関する必要性や注意点、工事の流れ、費用相場、業者選びのポイントなどについて詳しく解説します。安全で適切なブロック塀解体のための知識を習得できますので、ぜひご一読ください。

倒壊したブロック塀

1. ブロック塀解体の必要性と注意点

ブロック塀を解体する必要がある場合は、放置すると崩れ落ちる危険が高まる可能性があります。以下の特徴に当てはまる場合は、速やかに解体する必要があります。

ヒビが入っているブロック塀

ブロック塀は長時間使用していると、ヒビが入りやすくなります。
小さなヒビであれば補修可能ですが、大きなヒビが入っている場合は、基礎から組み直すために解体する必要があります。

塀が高すぎるブロック塀

ブロック塀の基準高さは2.2m以下とされています。
塀の高さ制限を超えている場合は、崩れ落ちるリスクが高まるため解体する必要があります。

不安定な傾きのあるブロック塀

自然災害や風雨によって、ブロック塀が不安定になることがあります。
特に基礎部分が傾いている場合は注意が必要で、解体工事を行う必要があります。
ブロック塀を解体する際には、以下の注意点も確認しておきましょう。

所有権の確認

隣接する家との所有権を明確にする必要があります。
所有権のないブロック塀を解体してしまうと、後々トラブルに発展する可能性があるため注意が必要です。

近隣住民への説明

解体工事では、近隣住民とのコミュニケーションが非常に重要です。
解体の必要性や工事内容を業者と一緒に説明し、近隣住民の理解を得ることが大切です。
以上のポイントに留意しながら、ブロック塀解体を実施してください。

壊れたブロック塀

2. ブロック塀解体工事の流れ

ブロック塀を解体する手順は以下の通りです。

業者への依頼

解体工事は専門の業者に依頼することが一般的です。まずは複数の業者に見積もりを依頼し、費用や工事内容を比較しましょう。信頼性の高い業者を選ぶために、仕事のやり方や工期、使用する機械などを確認することが重要です。

近隣への挨拶

解体工事は騒音や振動が伴いますので、近隣住民への挨拶が必要です。事前に解体予定を伝え、工事による騒音や振動、ほこりの発生について説明しましょう。個別に挨拶するか、住民説明会を開くなど、近隣への配慮を行いましょう。

マーキングとコンクリートカッターの準備

マーキングを行い、解体する箇所とそうでない箇所をはっきりさせます。また、マーキングした箇所にコンクリートカッターを入れる準備も行います。これにより、スムーズな解体作業が進められます。

解体工事

マーキングとコンクリートカッターの準備が整ったら、実際に解体工事を行います。手作業や重機を使用して、ブロック塀を取り壊していきます。業者や塀の規模に応じて作業方法は異なりますが、一般的にはブレーカーやエアーコンプレッサーを使用します。

コンクリートの処分

解体工事が終わると、大量のコンクリートやブロックの廃材が発生します。これらは産業廃棄物として適切に処理する必要があります。業者によっては廃材の処分も行ってくれる場合があるので、事前に確認しておきましょう。

補修と清掃

解体工事が完了したら、残った部分のブロック塀にセメント補修を行います。これにより、景観を美しく保つことができます。また、解体箇所の清掃も行い、工事完了となります。

以上がブロック塀解体工事の基本的な流れです。業者の選定や近隣への挨拶、マーキングや廃材の処理など、しっかりと準備をして工事を進めましょう。

ブロック積み

3. ブロック塀解体費用の相場

ブロック塀の解体費用は、解体方法やブロック塀の量・種類、地域によって大きく異なります。以下に、ブロック塀解体費用の相場についてご紹介します。

解体費用の概要

ブロック塀の解体費用は、一般的に1平方メートルあたり5,000円から10,000円程度と言われています。具体的な費用は以下の3つの要素によって決まります。

人件費

解体作業員の人数と日数によって変動します。作業員1人に対し、1日あたり20,000円から25,000円程度の費用が見込まれます。

運搬費

ブロック塀の解体した廃材を運ぶための費用です。トラック1台あたり、5,000円から10,000円程度かかります。重機のレンタル料やガソリン代も別途加算される場合があります。

廃材処分費

解体したブロック塀の廃材を処理する費用です。廃材の量・種類によって費用が変動します。

これらの要素を考慮して、ブロック塀の解体費用は平均相場として1平方メートルあたり5,000円から8,000円程度と言われています。

費用相場の一例

以下は一例として、具体的な費用相場を示します。

コンクリートブロック塀

1平方メートルあたり3,000円から4,700円程度

化粧ブロック塀

1平方メートルあたり3,500円から4,700円程度

万年塀

1平方メートルあたり8,000円から10,000円程度

なお、ブロック塀の解体費用は、解体するブロック塀の面積や解体業者が定める金額によって異なるため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。また、解体費用の他にも補助金制度を活用することで、費用を削減することも可能です。

ブロック塀解体費用のポイント

ブロック塀の解体費用を把握する際には、以下のポイントに注意しましょう。

・解体費用は解体方法やブロック塀の量・種類、地域によって変動するため、複数の業者からの見積もりを比較しましょう。
・解体費用には人件費、運送費、廃材処分費などが含まれます。見積もりにこれらの項目が含まれているか確認しましょう。
・解体費用の相場を把握するためには、地域の一般的な相場を調べるだけでなく、具体的なブロック塀の面積や解体方法による費用を見積もりで把握することが重要です。

以上が、ブロック塀解体費用の相場についての概要です。正確な費用を把握するためには、業者との相談や見積もりの比較が必要です。

ヒビ割れたブロック塀

4. 業者選びのポイント

ブロック塀の解体撤去を行う際には、信頼性のある業者を選ぶことが重要です。以下のポイントを参考にして、適切な業者を選びましょう。

業者の実績や評判を確認する

業者の実績や評判を確認することは、信頼性を評価する上で重要です。業者のウェブサイトや口コミサイトを活用し、他の顧客のレビューや評価を調べましょう。信頼できる業者を選ぶためには、様々な情報を収集することが必要です。

業者の許可番号や保険を確認する

ブロック塀の解体撤去業者は、解体許可を受けているかどうかを確認する必要があります。また、業者が事故や損害に対する保険に加入しているかどうかも重要です。これにより、万が一のトラブルや損害が発生した場合に備えることができます。

業者の対応や説明が丁寧かどうかを確認する

業者の対応や説明が丁寧で分かりやすいかどうかも重要な要素です。業者への問い合わせへの対応や見積もりの説明が適切かどうかを確認しましょう。信頼できる業者は、お客様の要望や質問に丁寧に対応し、分かりやすく説明してくれるはずです。

業者の見積もりが明確かどうかを確認する

業者からの見積もりは、料金や工事内容が明確に記載されていることが重要です。見積もりが不明瞭だったり、追加料金が発生する場合には、業者の信頼性が低い可能性があります。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで適正な価格を把握することができます。

これらのポイントを踏まえて業者選びを行いましょう。自分の予算や要望に合った信頼できる業者を選ぶことが、安全でスムーズなブロック塀の解体撤去を実現するために重要です。

5. 補助金・助成金の活用方法

補助金や助成金を活用することで、ブロック塀の解体や補修工事にかかる費用を軽減することができます。ここでは、補助金・助成金の活用方法について詳しく解説します。

補助金・助成金の確認方法

補助金や助成金の情報は、お住まいの地域の自治体に確認する必要があります。まず、自治体のウェブサイトや建築指導課、都市建設課などの窓口を利用して、補助金や助成金制度についての詳細を確認しましょう。

補助金・助成金の申請条件

補助金や助成金を申請するには、いくつかの条件を満たす必要があります。例えば、対象となるブロック塀の高さや倒壊の危険性、解体後の新たなフェンスの設置などが挙げられます。各自治体のウェブサイトや申請書類に詳細が記載されているので、しっかりと確認しましょう。

補助金・助成金の支給額

補助金や助成金の支給額は、自治体によって異なります。補助対象となる工事や費用の範囲、最大限度額などが設定されており、それに応じて支給される金額が決まります。具体的な金額については自治体のウェブサイトや申請書類を確認しましょう。

補助金・助成金は、通常は工事に要する費用の一部を補助する形で支給されます。これにより、自己負担を軽減することができ、ブロック塀の解体や補修工事を負担を抑えながら進めることができます。

申請手続きと注意点

補助金や助成金を申請するには、一定の手続きが必要です。申請書類の提出や申請期限、審査の流れなど、自治体によって異なる手続きが存在します。申請前には申請条件や必要書類の確認をしっかり行いましょう。

申請手続きには時間がかかる場合がありますので、早めに準備を始めることが重要です。また、補助金や助成金の予算や実施期間には限りがあるため、申請のタイミングにも注意が必要です。

リフォーム会社への相談

補助金や助成金を活用したい場合には、地域の補助金制度に詳しいリフォーム会社に相談することをおすすめします。彼らは補助金の申請手続きや条件などについての知識を持っており、効率的に活用する方法をアドバイスしてくれるでしょう。

補助金・助成金は、ブロック塀の解体や補修工事の負担を軽減するための重要な支援制度です。申請条件や手続きに注意しながら、補助金・助成金を上手に活用して安心して工事を進めましょう。

ブロック塀新設

まとめ

ブロック塀の解体には注意が必要ですが、適切な方法で行えば安全に工事を進めることができます。業者選びや補助金の活用など、解体に向けた準備を十分に行い、近隣住民とのコミュニケーションを大切にしましょう。ブロック塀の解体は手間がかかりますが、安全性の確保と景観の改善につながるため、早期の対応が望ましいでしょう。ブロック塀の解体に際しては、この記事で紹介したポイントを参考にしながら、適切な対応を心がけてください。

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