一般家庭から排出される生活品などは、一般廃棄物として扱われなければなりません。

運搬・処理は、一般廃棄物の許可を保有している許可業者でなければ取り扱う事ができない法律です。

弊社では、各自治体・一般廃棄物処理業者と連携をとる事で有価物と一般廃棄物との分別をおこない、適切な事業に取り組んでいます。


🏠 一般廃棄物とは

定義：産業廃棄物に該当しない廃棄物。家庭系と事業系に分かれます。

🔹 家庭系一般廃棄物
• 生ごみ、紙くず、衣類、ガラス・陶磁器、粗大ごみなど

🔹 事業系一般廃棄物
• オフィスで出る紙くず、弁当容器、茶がらなど
• 産業廃棄物に該当しない事業活動由来の廃棄物

🔹 処理責任
• 家庭系：市町村が処理責任を持つ
• 事業系：事業者が自己責任で処理（市町村の収集対象外）

🔹 管轄行政
• 市町村が処理基準・収集方法を定める

🔹 処理方法
• 地域内処理が原則。市町村の清掃工場や指定業者が対応

チラシやホームページなどで「遺品整理」「不用品回収」「お片付け」と称し、一般廃棄物を処理する事象が大変多く見受けられます。

中には法外な作業料金や処分費を請求する業者も多いので、十分気を付けてください。

無許可業者に依頼してしまうデメリットは、以下の通りです。

1. 法的リスクと罰則
• 無許可業者に依頼すると、依頼者自身も「不法投棄の共犯」とみなされる可能性があります。
• 廃棄物処理法違反により、罰金（最大1000万円）や懲役刑が科されることもあります。

2. 不法投棄の危険性
• 無許可業者は回収した不用品を山林や空き地に不法投棄するケースが多く、環境汚染や地域トラブルの原因になります。
• 投棄された物から依頼者が特定され、責任を問われることもあります。

3. 高額請求・詐欺のリスク
• 見積もり時は安く提示し、回収後に「追加料金」などと称して法外な金額を請求される事例があります。
• 契約書がないため、トラブル時の証拠が残らず泣き寝入りになることも。

4. 個人情報の流出
• 家電や書類などに残った個人情報が適切に処理されず、悪用されるリスクがあります。
• 特にパソコンやスマホの処分は慎重に行う必要があります。

5. 火災・事故の原因になることも
• 無許可業者が不適切に保管・処理した廃棄物が火災や爆発事故を引き起こすケースも報告されています。

まず、お客様に「不要な物」と「必要な物」をご指示頂きます。ご不要な物から弊社が古物市場に流通させる有価物を選定し、有価物として扱います。

最終的に残ったものは、弊社の作業員が各自治体のルールに則り、分別や袋詰め・自治体からの指示や一般廃棄物処理業者への依頼を行い、適切な処分を行います。

分別や袋詰め・お手伝いに掛かった労務費は、有価物と相殺することで圧倒的なコスト圧縮に繋がります。